思春期と陰部の臭いについて

思春期には、心身ともにいろいろな意味で変化が起こります。これまで子供っぽかった身体つきが徐々にたくましくなって大人っぽくなり、声も徐々に大人の声になります。また、考え方もより自立した考え方が芽生えるようになり、性的な思考も行われるようになります。

そうした変化の中で、ニオイの変化も思春期のころから訪れるようになります。特にこの時期の女子にとってはかなりショッキングな出来事として感じられるこどでしょう。ただ、それも大人になるための過渡期として受け入れる以外にありません。

なぜ思春期になるとニオイの変化が起こるのか
思春期の女子にとってショッキングなのは、いわゆる体臭全般がきつくなるというのもそうですが、問題は、特にニオイがきつくなるのが、「女の子の大事なところ」だからです。確かに、幼いころはそんなニオイなんて気にならなかったはずです。

その最大の要因は、「ホルモンバランスの崩れ」にあります。ホルモンバランスが崩れることによって、膣内の細菌のバランスも徐々に崩れていき、陰部から強いニオイを発しやすくなるのです。

しかも、思春期という子供から大人への移行時期だけあって、女性ホルモンの働きが高い活性を見せはじめるこの時期には、概してホルモンバランスを崩しやすくなるのです。これが、思春期に陰部がニオイはじめる理由です。

◇生理のはじまりも大きな関係がある
また、思春期の女子と切っても切り離せないのが生理です。将来赤ちゃんを生んでお母さんになるためには、生理を避けて通るわけにはいきません。ただ問題は、生理の時期には、上でお話したようにホルモンバランスが崩れていることがほとんどです。そのため、陰部のニオイは自然と強くなりやすいのです。

またそれだけでなく、生理というのは経血など体内からの分泌物も増えますので、どうしても生臭いようなニオイも発せられやすくなります。

しかも、ナプキンを使用することで、陰部はどうしても蒸れやすい状況になり、当然陰部に汗をかきやすくもなります。それによって、ナプキンをはずしたときには経血や汗のニオイが混じりあった悪臭が発生することが多いのです。

■思春期に実践したいニオイ対策■
ある程度大人になると、生理周期やホルモンバランスが変化する排卵周期などもある程度は把握できるようになりますので、ニオイの対策も経験とともに上手になっていく女性が多いです。しかしまだ不慣れな思春期には、ニオイの対策を意識的に行う必要があります。

中には、ニオイが原因でいじめられてしまったり、自分のニオイにショックを受けて精神的なトラブルに発展してしまったりすることもあるのが思春期です。そうなる前に、しっかりと対策を立てることが望ましいといえます。

◇ニオイの原因は細菌であることを理解すべき
まずは、どうしてニオイが発せられるのかという根本的な原因について考え、理解を深めることが大切です。陰部のニオイの原因になるのは、基本的には「細菌」であるといえます。ですから、細菌が増殖しないような対処が、陰部のニオイ対策では最重要であるといえるのです。

では、どうしたら細菌を増加させないのかというと、下着やナプキンをこまめに交換する、汗をかいたらシャワーで洗ったり汗をこまめに拭きとったりするといった、割と地道な努力が大切です。陰部専用の洗浄剤などのグッズを使用するのもひとつの手です。